「Java」とは、1996年にリリースされたプログラミング言語です。C言語をベースとして開発されたこの言語は「C++」「Python」と並び、Googleが開発に利用する3大言語として良く知られています。
Javaの構造の特徴は、コードを1度書けば、開発環境とは違う環境でもプログラムの実行が可能ということ。汎用性が高いため、生活で用いる様々なものにJavaを利用したプログラムが用いられています。
Javaは、習得の難易度が比較的高いプログラミング言語です。しかし、需要が非常に高い言語でもあります。その理由の一つは、環境に依存しない優れた構造をしていること。先ほど述べたように、Javaは開発と実行の環境が異なっていても、プログラムを実行することができる便利な言語です。プラットフォームを問わない所が大規模な開発に適しているため、世界規模のWebサービスやゲームエンジン、カーナビなど、あらゆるプログラム構築にJavaが採用されています。Androidのスマホアプリの多くも、Java無しには開発できなかったと言っても過言ではありません。
また、セキュリティがしっかりしていることも需要が高い理由です。セキュリティに関しては、Java開発の当初から安全面を重視した設計がされていたそうです。他の言語と比較しても、Javaのセキュリティは非常に優れていると言えるでしょう。そのため、他人が作ったアプリケーションを安心して実行することが可能です。安全性チェックの手間が省けるということは、Javaを利用する大きなメリットです。