Java習得後の具体的なキャリアプランとして、大きく分けて3つの例が挙げられます。
1つ目は、エンジニアのスペシャリストです。プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダー、システムエンジニアなどの役職に就きます。プロジェクトマネージャーが持つ役割は、プロジェクトが円滑に進められるように責任者として品質やスケジュールを管理することです。フレームワークの知識やJavaのアップデート対応といった技術スキルと、コミュニケーションスキルや進捗管理などのヒューマンスキルが求められます。
2つ目は、エンジニア以外の職種への転身です。Javaエンジニアとして働いて得た知識や経験を活かし、IT系企業の営業やデザイナー、さらにはJava講師などに転職します。営業としては、システムの仕組みなどについての細かい部分に対する提案を行うことが出来ます。また、デザイナーに転身する場合は、コーディングを意識したデザインが可能になります。Javaを教えるJava講師はエンジニアの人手不足が続いているため、需要も高いです。それぞれの職種に必要なスキルを身につけると、Java習得後のキャリアの選択肢も広がるでしょう。
3つ目は、独立するケースです。会社に属さず、フリーランスのJavaエンジニアとして働きます。Javaエンジニアに依頼される案件は基本的に常駐型のものが多いですが、一つ一つの案件の単価が高いです。また、Javaエンジニアの需要も高いとされています。業務内容は自分で決められますが、クライアントのニーズを把握したうえで提案できるようなマーケティングスキルが必要になります。